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うみかぜホースパークのホースセラピー

 「ホースセラピー」とは、馬に乗れる喜び、触れる喜び、そして馬と分かり合える喜びを感じることで、精神機能と運動機能を向上させ、社会生活能力を高めることを目的とする心理療法、物理療法のひとつです。

 「医療」・「教育」・「スポーツ・レクリエーション」の3つの要素が相互に密接にかかわりあい、馬に乗ることのみでなく、馬との触れ合い、馬の手入れや飼育管理、馬小屋の清掃、馬の観察等を通じて、心と体へ大きな効果をもたらすことが期待できます。

 うみかぜホースパークでは、ホースセラピーを通じて、自立支援と日常生活の充実のための活動、子どもの発達に応じて必要となる基本的日常生活動作や自立生活を支援するための活動を行います。

 主な活動内容として、野外での活動を中心に、馬に乗ること、触れ合うことを主とし、集団でのホースセラピー活動、少人数での個別対応のホースセラピー活動を通して個々の課題解決に取り組み、個別支援プログラムを組み立てていきます。

子どもが意欲的に関われるように、成功体験の積み増しを促し、将来の自立や地域生活を見据えた活動を行い、自己肯定感を育めるようにします。

 また、自然に触れる機会を設けることで、豊かな感性を培い、自分自身をリラックスさせゆったりとした雰囲気の中で行えるようにします。

活動の内容について

【馬にあいさつ】→【お手入れ】​→【鞍をつける】​

馬とのコミュニケーションをとり、どこをブラッシングするのか、いつまでやるのかなどの見通しや、距離感を学びます。馬の生態、特徴などを伝えながら、馬が何を考えて何を求めているかを観察する力や自分で考えてお世話をできるようになるようサポートします。鞍や馬具、手入れ道具の使い方を学び手先の力も養うことができます。

【引き馬】

馬がついてくること、自分の合図で馬が止まることなどを通じ、安心感を感じられ、自信を得ることができます。

【馬に乗る】

馬に乗りながら馬上体操を行い、体をひねったり腕や肩を回したり、感覚統合を促す働きを行います。体幹機能やバランス感覚を養うことができます。また、リラックス効果やストレッチ効果もあり、楽しみながら、体いっぱい使いながら心身の安定を獲得していくことができます。

【鞍を外す】→【お手入れ】→【えさやり】

​馬に感謝の気持ちを表示し、楽しい・嬉しいという気持ちを持ってもらうことで感情表現をしっかり出すことができるようになります。

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